ゴルフ医科学研究所「生理学的な筋肉アプローチ」投稿その1
ゴルフスイングは 有酸素運動? 無酸素運動? =========================
本日は筋肉のエネルギーがどこから発生するのか生理学的な話を書こうと思います。
一般の方が運動について話をするときに、有酸素運動、無酸素運動の話になると思いますが、果たしてゴルフのスイングのヘッドの速さは、どちらを鍛えれば良いのでしょう?
実は、どちらを鍛えてもあまり意味がないのです。苦労してトレーニングジムに行って全身鍛えても、ヘッドスピードに与える影響はわずか。その理由を説明しますね。
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筋細胞がエネルギーを得る方法は数種類あります。
運動を続けるのは、ATPというエネルギーが必要です。
TPはAdenosine Tri-Phosphate (アデノシン3リン酸)の略で、アデニン、リボース、3つのリン酸から構成されています。
ATPから1つのリン酸が離れ、ADP(Adenosine Di-Phosphate (アデノシン2リン酸)に分解されるときに生じるエネルギーを利用し、筋の収縮が行われるのです。 しかしながら、筋肉に含まれているATPのりょうは限られているので、運動を続けるためには3種類の方法があるのです。
それは、
1)クレアチンリン酸によるATP再合成の経路 8秒以内 2)乳酸系の経路 30‐60秒 3)ミトコンドリア電子伝達系の経路 長時間
に分かれます。
それぞれ材料は
1)クレアチン 2)炭水化物 3)炭水化物 → 脂肪
となります。
エネルギーとしては
1)ハイパワーで瞬発力
2)ミドルパワーの無酸素運動
3)ローパワーの持久力 有酸素運動
とでも、考えればよいでしょうか。
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マラソンなど、長時間の運動中、体はエネルギーを生成するために、まず貯蔵されているグリコーゲンを使い、次に脂肪を燃焼します。このプロセスは空気中の酸素に依存するため、有酸素運動と呼ばれています。
一方、短距離走など、短時間の集中的な運動では、筋肉は大量のエネルギーを直ちに必要とします。
そのため筋肉は、この無酸素運動の開始時に、すぐに利用できるエネルギー源に頼らなければなりません。
運動初動で必要なエネルギーは、この、クレアチンリン酸によるエネルギーなのです。
例えば、100m走の場合、8秒までがクレアチンリン酸乖離によりエネルギーを得て、8秒後からフィニッシュまでが無酸素運動という事になり、二つを別経路で鍛えなければならないので、高度なテクニックが必要なのです。
体内でクレアチンを合成するために必要なのは、3種類のアミノ酸です。必須アミノ酸のメチオニン、条件付きの必須アミノ酸であるグリシンとアルギニンです。
クレアチン1グラムの合成には、平均的な人が一日に摂取するメチオニンのほぼ40%が必要です。ベジタリアンや栄養の偏っている人など、メチオニン源が少ない食生活を送っている人は、そもそもクレアチンの量が少ない可能性があります。
最初の答えですが、 ゴルフのスイングは、一瞬ですよね。
ですので、有酸素運動や無酸素運動のトレーニングをしても、あまり意味がないのです。
では、どうすればよいのか?
そこはゴルフ医科学研究所に、お任せください。(笑)
秘策ありです。
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ゴルフスクールに、医療のノウハウを持ったクリニックがサポートすることで可能になることは
これらのアプローチを用いてゴルフレッスンを行うことで、他社との圧倒的な差別化と効率化を得ることが可能になります。
1)世界の最先端科学技術を用いた医療機器を使用できる
医療用インディバ For fatigue and recovery エムスカスポーツ For building muscles to improve your performances
2)筋肉の疲労回復やターンオーバーに必要な薬剤やサプリメントを処方できる。酸素室などを利用できる。
3)最新医学理論、解剖学、生理学、脳科学、栄養学に基づいた効率良いトレーニングができる
4)スイング理論の数式化により科学的な分析及び対策ができる
5)それらの医学的エビデンスを取得できる
文責 医師 医学博士 工学博士 薬学博士 藤本幸弘
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